【ノバキッドとリップルキッズパーク】どちらがいいの?子供におすすめおうち英語を徹底比較

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おうち英語を始めると必ず悩むのがオンライン英会話スクール選び。

オンライン英会話スクールって英会話教室よりも断然安くて便利ですが、数や種類が多くて、本当に選ぶのが難しいですよね。

そこで今回は、我が家がおうち英語初期に試した、オンライン英会話スクール「リップルキッズパーク」と「ノバキッド」について紹介していきます。

英会話スクールとオンライン英会話どっちがいい?

オンライン英会話は以前から興味があり、もし習うなら教室に通うよりも絶対いいだろうな〜、と思っていました。

なぜなら、英会話教室って結構月謝が高いわりに
  • グループレッスンが多くて効果が低い
  • 幼児には歌やダンスがメインでスピーキングの効果が期待できない
  • ネイティブ講師にすると更に高い
  • 送迎が必要
  • 週1回1時間弱と少ないので効果が低い
などなど…デメリットの方が多いんですよね。

対してオンライン英会話って
  • 送迎がなくて親子ともに負担が少ない
  • 低価格で1対1の個人レッスンが受けられる
  • ネイティブ講師のレッスンも比較的低価格
  • 週に複数回受けても比較的安価
などなど。いいことづくし!

ということで、我が家が本格的におうち英語を始めて1ヶ月目から早速、オンライン英会話を探し始めました。

しかし…、


種類が多すぎる…、どれがいいの?

私が知らない間にこんなにオンライン英会話教室が増えて、コロナの影響もあるのか、すごい需要も高くなって各社が色んな個性を出して宣伝していますよね。

私自身、高校生の時は、オンライン英会話など存在せず、英会話教室の個人レッスンを親に頼んで通わせてもらっていました。

あの時にオンライン英会話があれば、絶対そっちを選択していましたね。

ということで、断然おすすめなのは、オンライン英会話

でも自分ではなく、子ども向けとなると、選ぶのに相当苦労します。

まずおうち英語を本格スタートした初期の「我が家が求めている条件」として、
  • 勉強感がなく、子供が楽しめること
  • 初心者なのでネイティブじゃなくてもいい(ママ以外で英語で話す人に慣れてほしい)
  • 週1回、安さ重視
を上げて、いくつか調べて体験レッスンを受けることにしました。

 

リップルキッズパーク(Ripple Kids Park)を2ヶ月受講したレビュー

色々ネットで口コミなどを見て、評判が良かったのと、安価だったので、とりあえず「リップルキッズパーク」を体験してみることに。

リップルキッズパークに決めた理由

最大の売りにもしている、家族で一つのプランを分け合えて格安、ということと、ゲームや歌を使って楽しく授業をしてくれる、と口コミが良かったリップル。

体験の後、週2回プランを兄弟2人で分けって始めてみることにしました。

→コレで月額5,280円(税込)毎週25分×2回

ってめっちゃ安いですよね。2人が週に1回ずつできて、この価格はなかなかありません。

気に入らなければ、1ヶ月でやめればいいので、気楽に始められますね。

ちなみに、お勉強ではなく、楽しんで欲しかったので、
フリートークと歌やゲームを使って楽しくトークさせてほしい
という要望をいつも出していました。

なので本来はLet’s Begin の教科書を使ったりするのですが、それは使いませんでした。

そして2ヶ月ほど続けてみて、
  1. とりあえず英語を聞いたり話したりすることに慣れる
  2. オンライン英会話に慣れる
という最低限の目的は果たせたのではと思っています。

おうち英語初期で、まずオンライン英会話デビューをするにはとても良いと思います。

予約も取りやすかったですし、講師の先生のPR動画も見れたので、子どもに合いそうな先生を選んで予約することができたのも良かったです。

なんと言ってもお値段が安いのは魅力的でした。

まだおうち英語を初めて最初の頃は、もちろんスピーキングもほとんどできませんし、他人と英語だけで25分を体感するのが精一杯なはず。

そんな時にネイティブに固執して、高い授業料を払う必要はないのでは、というのが個人的な意見です。

2ヶ月で辞めた理由は?

予約の取りやすく、低価格で魅力的ではありましたが、我が家は2ヶ月で辞めました。その理由は以下の通り。
  1. フィリピン出身の先生の発音なまりや間違った英語を使う先生が多かった。
  2. アプリゲームやYou Tubeの歌を流して歌って終わり、という単純なレッスンが続いた。(わざわざレッスンを受けなくても子ども自身でできる)
ゲームというのは、自分好みのピザのトッピングを伝えて、講師の先生に画面上で作ってもらったり、アイスクリームのトッピングを作ってもらったりするものでした。

そして歌は、YouTubeのSuper Simpleを使うことが多くありました。

子どもは楽しかったようですが、限られた単語やフレーズを使うだけに止まるので、これ以上続けても、文で話したり、自分の意見を言えるようになったりはしないと思ったので、とりあえず2ヶ月はリップルは終了にしました。

「よくなかったから辞めた」というよりは、これ以上はこのリップル英会話で、息子たちのスピーキング、リスニング力をつけることは難しいと判断したからです。

予想以上に子どもたちの英語力が短期間でついてきていたので、慣れるだけのオンライン英会話ではなく、次のステップに行けるオンラインスクールを探そう、という理由で退会しました。

特に我が家は、Let’s Beginの教科書なしで授業をお願いしていたので、それも大きかったかもしれません。

Let’s Beginなどの教科書で、飽きずにレッスンを続けられるお子様であれば、問題なく続けていけるのかな、と思います。

でも、教科書を使って文で話す授業を、リップルキッズパークでお願いしようとは思えませんでした。

なぜなら一度教科書で受けたレッスンが短調で子どもが嫌がったから。

そして我が家の息子たちは、英語のスピーキング力はまだ当初あまりなかったにも関わらず、まだ教科書でお勉強はしたくない、親もさせたくない、できればフリートークで、と願っていたので合わなかったですね。

合わなかった、と思ったのは、ママである私の方で、息子たち2人はゲームができるからいい、と思っていたようですが…。

でもそれならアプリでゲームをさせるのと同じですからね。

歌やダンスもYou Tubeで何度も見たことがある曲やダンスが多かったので、コレで25分のほどんどが終わってしまうのは意味がない、と思いました。

さて、そんな無理な要望を持っている私だからか、リップルをやめて他にいい英会話がないか、と探し始めたはいいけど、ここからオンライン英会話迷子?になってしまいます…😰

一時QQイングリッシュを3歳の息子向けに体験してみましたが、お勉強感があったので、息子は全く座ってもくれず。体験もまともに受けられずに終了。

ノバキッド(Novakid)を4ヶ月受講したレビュー

そして次に、先輩ママさんが少し紹介されていた、Novakidを体験してみることに。

ノバキッズはアメリカの会社が経営している4歳から利用できるオンライン英会話です。

我が家の次男はまだ3歳なので、5歳の長男から始めて、もし良かったら次男も4歳になったらデビューさせようかと考えました。

なのでここからは5歳の長男の受講レビューです

おうち英語で私の語りかけがだいぶ理解できるようになったとはいえ、スピーキングに関しては内向的な性格も手伝って、まだまだな長男。

オンライン英会話では、「ママ以外の人にまず英語で言葉を発することに抵抗をなくす」という目的はこの時点でも変わらず。

良い先生を見つけることに成功!

なので、ノバキッドもネイティブの先生のコースにすると高いので、とりあえず、非ネイティブの週1回コースで安く始めることに。

今回も講師の先生のPR動画をチェックした上で、良さそうな先生を予約していたのですが、やはりなかなか難しいもんですね。

欧州の先生の発音が比較的なまりが少ないので、欧州の先生を選択するようにしました。

でも始めて1ヶ月はなかなか息子と相性の合う先生が見つからず、メールでいろいろ相談しました。

メールのサポートは充実していて、大体1、2日で返信してくれるので助かります。

何人かおすすめの講師の先生を紹介してもらって試した結果、とっても明るくてネイティブの発音に近く、子どもにも慣れている先生をラッキーにも見つけることができました!

困った時は、メールでおススメの先生を聞くのはありです!

その後は毎回その先生で週1回受講。

独自の教材の内容は?

教材はというと、ノバキッドは独自の教材を使っているので、画面上で独特のキャラクターたちの話が展開されていきます。

この教材の評価が高かったので、お勉強感が少ないのかな?と思いきや、結構お勉強要素は高いです。

タッチパネル上で絵とマッチする単語を結んだり、単語の並べ替えをしたり…

宿題は画面上でその日に習ったボキャブラリーをゲーム仕立てでやるように毎回指示されるのですが、これがあまり長男には面白くなかったからか、ほとんど宿題をせずに毎回レッスンを受けていました。

レッスンを受ける前に、ワードマッチなど言葉遊びをしたり、短いストーリを動画で見たりすることもできる、と口コミは良かったですが…

我が家の5歳にはあまり相性が良くなかったようです。

4ヶ月で辞めた理由は?

始めて2ヶ月頃までは、良かったのですが、我が家の問題は教材とカリキュラムでした。

毎回同じトピック”Food”でレッスンが展開されて、それが何回も続くのので、何度かカスタマーサービスに相談して、テーマをどんどん変えてもらえないかとお願いしたのですが…

やっぱりカリキュラムがきちんと決められているので、それはできないとのことでした。

その時メールで詳しくコースとカリキュラムの説明を受けたのですが、レベルとコースの表がこれ↓


Level0〜4まであり、各レベルは10ユニットで構成されています。

更に、各ユニットに1つのトピックで組み合わされた4つのレッスンがあり
  1. 語彙
  2. 語彙の復習と文法
  3. 読解力の練習
  4. ユニット全体復習
となっていて、この通りに進めていくことで効果が出る、との説明でした。

とここまで見ると、例えば一つのトピック、”Food(食べ物)”について4レッスンで終わり、5レッスン目からは次のトピックである、”Furniture(家具)”の内容に移るかと思いますよね。

違うんです!

①〜④までの4つのレッスンとは、レッスン回数に対応しているのではなく、あくまでも内容が4つある、というだけです。

実際、Unit6Foodについて、語彙のレッスンが2〜3回、語彙の復習レッスンが2回、文法のレッスンが2〜3回、文法の復習レッスンが2回、読解のレッスンが1回、全体復習が1回と、

合わせて11回も同じ”Food”のテーマでレッスンがなされたんです!
週1回、月4回で進めていた我が家は、結局約3ヶ月もの間、”Food”ばっかり😰そりゃ飽きますよね…
メールでは、もっと週の回数を増やしてやっていくことを勧められましたが…

週の回数の問題ではないような気がします。

↓これが実際に受けたFoodに関するレッスンの内容です。


しかも出てくるFoodの語彙も限られています。

pizza, cupcake, apple, banana, spagetti, juice…

こればっかり言わされたり、マッチングさせられたりしていたような気がします…。

もちろん息子は単語全て知っていますし、スペリングは少し勉強になったかな、と思いますが、語彙が増えたわけではなく、スピーキングもすごく伸びたわけでもありません。

文法は、

like/don’t like, is/are, a/an, and

これらの違いを英語で説明を受け、正しいものを選んだりマッチングさせたり、言ったり。

正しいスピーキングに必要な文法なのは間違い無いですが、お勉強要素が強くありました。

日本語で説明したら一瞬で理解して終わる文法を、長々と英語で受けて、つまらなく、面白くない授業展開が続きました…。

確かに、我が息子はと〜〜〜っても反応が鈍くて、聞かれてから答えるのにすごく時間がかかります。これは日本語も同じで、パッパと答えるのが苦手なんですね。

だから受講側にも問題はあるのですが、
あまりにも1つのテーマで繰り広げられるレッスン回数が多すぎる!そして先生の文法説明が長い!
息子は同じようなテーマで同じような質問を繰り返されるので、さらに答えるスピードも遅くなり、やる気も下がり…と悪循環。

ということで、4ヶ月をもってノバキッドは終了することにしました。

うちの息子にはカリキュラムとの相性が悪かったみたいです。

とっても明るくて良い先生を見つけられたのに、残念でしたが、仕方がない…

幼児のオンライン英会話選びで大事なのは?

考えたら、私自身が英会話レッスンを受けたときは、高校生で、自分から「話したい」「練習したい」という意志があったので、フリートークはとても効果的でした。

でも自分の子どもの場合は、子どもの意思を無視して、半ば強制的に英語をさせているのですから、フリートークは難しいのは当たり前ですよね。

なので、子ども、特に幼児には次の2つがとっても大切なんだと痛感。
  1. 講師の質の高さ
  2. カリキュラムと教材の質の良さ
以下に2点を詳しく説明していきます。

講師の質が大事!

子どもの英会話スクールの先生は本当に大変だな〜と思います。

教材を淡々と進めるだけで、子どもがつまらなくなって嫌がることも結構ありますし、

逆に楽しませるのは上手だけど、一方的に話すだけでほとんど子どもが発話しなかったり。

ノバキッドで相性が良かった先生もとっても良い人で、小道具を使って楽しませてくれたり、声を変えて面白くしてくれたり…

この先生に出会えなかったら、ノバキッドももっと早く辞めていたかもしれません。

でも明るくて楽しくさせてくれるだけでは、上手くいかない時があります。特に我が長男のように内弁慶でシャイ、声が小さい子どもなんかには…

ですので、幼児向けオンライン英会話スクールの講師は、「子どもを楽しませながら、上手に発話を促して英語力をつける技術」を持っているということが大事だと思います。

英会話初期でない限り、オンライン英会話スクールは、スピーキング力をつけることが目的だからです。

でも講師の質によってスクールの効果が全然違ってくるので、講師の先生も大変ですが、子どもに合う先生やスクールを選ぶ親も大変ですよね。

これは体験してみないとわからないことですが、このサイトがスクール選びの一つの参考になればいいな、と思います。

カリキュラムと教材が大事!

いくら先生が楽しませるのが上手でも、使っている教材がつまらなかったり、進度が遅くカリキュラムが良くないと、子どもはすぐに嫌になります。

そして子どもがつまらない、楽しくない、と感じたら英語力のUPは期待できません。

リップルキッズパークもノバキッドも、教材とカリキュラムで特に我が子には合わず、今後も続けたいと思えなかった、というのが今回受講を続けてみて思ったことです。

リップルに関しては、”Let’s Go”の教材を使ってのレッスンは1度しか受けなかったので、カリキュラムが合うかどうかは今回知りうることができません。

ノバキッドに関しては、しっかりしたカリキュラムがありますが、単調でお勉強要素が強く、1つのテーマや文法で繰り広げられるレッスン回数が多かったです。

残念ながら4ヶ月継続した結果、我が家の場合は英語力UPの効果が感じられませんでした。

その後、紆余曲折あって我が家に合うスクール(GSA)に出会い、現在も続けているのですが、そこでも同じテーマで何度もレッスンが繰り広げられます。

でも同じテーマでも1つのレッスン内で、リスニング、Q&A、自由質問、ライティング、マッチングなど、飽きずに定着するための仕掛けが沢山あるので、カリキュラムで全然効果が違うな、と実感します。

まとめ

我が家の5歳長男は性格が真面目で、習い事を嫌がって行かなかったり、じっと座っていられない、ということがなく、とりあえずどんなレッスンもこなしてくれます。
でも傍目で見ていると、ツマラなさそうだな〜というのは分かりますし、この先生失敗したな〜と何度も反省することがありました。
リップルキッズパークは、安価で初期の「英語慣れ」には適しています。

ただ、おうちえいご中期に入って、子どもの英語力がある程度ついてくると、フィリピンなまりの発音や文法の間違いが気になってきます。

また、シャイで寡黙な我が息子には、一般教材だけの授業展開では、楽しくスピーキング力UPができる期待が持てなかったので、2ヶ月で受講は辞めました。

ノバキッドは4ヶ月続けましたが、特に子どもとカリキュラム・教材の相性の悪さが決定的でした。

独自の教材を使用しているオンライン英会話スクールは他にも沢山あります。

今回、ノバキッドのカリキュラムを詳しく説明しましたが、お子様の性格や英語力、興味にそのスクールのカリキュラムと教材が合うか合わないは試してみないとわかりません。

子どものオンライン英会話スクールを選ぶ上で大事なのは、「講師の質」と「カリキュラム・教材の良さ」です。お子さんと共に成長できるバイリンガルへの道へ、是非一歩踏み出してみてください。