ジンギスカン用として販売される羊肉は、味付けなしの生の羊肉と、秘伝のタレで味付けした羊肉で分かれています。生の羊肉の場合は独自の味付けができるため、こだわる人におすすめです。

一方で味付き羊肉は、メーカー専用のタレに漬け込まれた味が魅力。タレを買う手間を省きたい人や、各社自慢のタレを楽しみたい人におすすめです。

ジンギスカンは焼肉のように、ほとんどの部位を活用することができます。部位によって味わいや価格は異なりますが、気軽に食べられることが多いカタロースとモモがおすすめ。それぞれの特徴は以下の通り。

カタロース：肩周りの部位で、赤身と脂のバランスがよく、コクが強い

         モモ：もも周りの部位で、サシの少ない赤身肉。肉肉しさが強い

5mm程度の厚みにスライスされたものであれば、柔らかい食感を存分に味わうことができますよ。

ジンギスカンのように焼いて食べるのであれば、食感や味わいは大事な要素。産地によって違いがあります。流通量のほとんどを占めるオーストラリア産・ニュージーランド産と、頭数が少なく希少な国産の違いは次の通り。

オーストラリア産：ほどよい柔らかさとしっかりした旨み。可食部が多く、食べごたえを求める人向け

ニュージーランド産：牧草肥育による独特な香りが特徴。羊肉らしい香りを感じたい人向け

国産：食感は柔らかく、臭みが少ない。羊肉独特の風味が苦手な人におすすめ

2人分と考えると、生ラム肉では400g前後・タレ付きでは450g前後がおすすめ。タレ付きはタレ分の重さが合わさるため、やや多めの量を選ぶのがおすすめです。400g前後なら、味付けであれば800〜1,500円前後で買えますよ。

家族や友人たちとお腹いっぱい食べるなら1kg以上がおすすめです。部位や味付けの食べ比べセットなどを買えば、さらにジンギスカンを楽しむことができますよ。

訳あり商品であれば、サイズ規格に合わなかったものが詰め合わされていることが多く、見た目を気にしなければ選択肢に入れてみましょう。